11月12日より配送開始予定です。
M&H蒸溜所は2013年にイスラエルのテルアビブで創業。蒸留所名の「M&H」は「Milk & Honey」を意味し、旧約聖書の一節「乳と蜜の流れる地」から名付けられたものである。創業者はガル・カルクシュタイン。蒸留開始は2014年1月で、製造面では、カバラン蒸留所の立ち上げに関わり温暖地でのウイスキー造りに通暁している故ジム・スワン博士がコンサルタント兼マスターディスティラーとして招聘された。
イスラエルは小さな国でありながら、海抜-430mの死海から、山岳地帯、砂漠、湖まで劇的な気候差を持つ土地である。M&H蒸溜所はその地理を活かし、異なる環境でウイスキーを熟成してきた。
死海の乾いた空気。
エルサレム山地の冷たい夜。
ネゲヴ砂漠の灼熱。
ガリラヤ湖の穏やかな湿度。
土地が生んだ4つの熟成。その違いを、グラスの中で体感してほしい。
Tasting comment by 北梶 剛
【香り】ハチミツ、デメララシュガー、革張りの家具、チョコレートバター、インク。PXシェリー樽由来の凝縮感のある甘やかな香りが広がる。
【味わい】レーズン、イチジク、ドライアプリコット、モラセス、紅茶。濃密なドライフルーツの甘さに、ヘーゼルナッツや砂糖がけのアーモンドを思わせる香ばしさが重なり、芳醇で奥行きのある味わい。
【フィニッシュ】乾燥茶葉、ユーカリオイル。濃厚な甘さから次第にビターでスパイシーな余韻へと変化し、心地よい清涼感を伴いながら長く続く。
【コメント】ガリラヤ湖畔で4年間の熟成を経たシングルカスク。高温でありながら、死海周辺よりも湿度の高い環境で熟成され、PXシェリー樽由来の濃密なドライフルーツや糖蜜の甘さ、香ばしいナッツ、穏やかなスパイスが幾重にも重なる。豊かな熟成感と芳醇な甘さが印象深い一本に仕上がっている。
