歴史上固有名詞が確認できる最古の蒸溜所 と言われ、 ディングウォール南に1784年ま で存在したフェリントッシュ蒸溜所。 グレンウィヴィス蒸溜所は、その系譜に 連なり、ディングウォールに2015年設立さ れ、2017年11月30日のセント・アンド リュース・デイに操業が開始。蒸溜所名は、 同じ系譜を持ち1926年に閉鎖されたベン ウィヴィスとグレンスキアックの両蒸溜所 に由来する。蒸溜所近隣の多くの出資者か ら支援がある”コミュニティスピリッツ”や 100％再エネで操業するグリーンディスティ ラリーとしても知られている。
グレンウィヴィス蒸溜所が、ウイスキー愛好家の間では聖地とも評されるハイランダーインクライゲラヒ本店、そして、日本の輸入代理店のRUDDER LTD.向けに特別にシングルカスクで瓶詰めされた限定品。創業1年目に仕込まれた、現時点では最も熟成が⾧いシェリーカスク熟成の原酒が特別に厳選された。
Tasting comment by 皆川 達也
【香り】ミルクチョコレート、それを包んだホイル、マスティ（湿気のある）な地下室、アンティーク家具、干し柿、煮込んだサクランボ。
【味わい】良質なコーヒー豆のアメリカンコーヒー、沢山のドライフルーツ、上品な甘さ、ブラジルナッツのオイリーさ。
【フィニッシュ】ドライアプリコット、ラムレーズン、甘くビターな余韻が⾧く続く。]
【コメント】若くエネルギーがある、飲み応えのあるウイスキー。寒くなる秋の季節に、暖炉の前で。またコーヒーとの相性も好印象。これからの熟成も楽しみな１樽。
