9月25日より配送開始予定です。
「TRICKSTER」とは
往々にしていたずら好きとして描かれ、善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴であり、文化英雄であると同時に、一面的な定型には収まらない存在である。
緑野に潜む蜜蝋香。
第20弾は、1819年に北ハイランド・サザーランド東海岸で創業したクライヌリッシュ蒸溜所。現在稼働する蒸溜所は1967年に建設されたもので、1983年に閉鎖(2021年に再開)した旧蒸溜所「ブローラ」としばしば比較される。フルーティさ、オイリーな質感、そしてワクシーな個性を兼ね備えた、ハイランドを代表する人気蒸溜所のひとつである。
また、本作は「Whisky Concerto」の共同創業者2名が設立した「Cask Le Sens」の5周年を祝した共同ボトリングとなる。
ラベルには、森の神、牧羊の神、笛の神、性的エネルギーの象徴、そして、自然の混沌(カオス)を象徴する存在として知られ、ギリシア神話のヘルメスを親とする「パン」が描かれている。
まさにTRICKSTERシリーズの真骨頂を体現する1本である。
Tasting comment by 北梶 剛
【香り】ハチミツ、蜜蝋、全粒粉ビスケット、新品の牛革製品、麦芽乳飲料。次第に樹脂やホワイトペッパーが現れ、ワクシーな香りが広がる。
【味わい】フルーツキャンディ、柑橘のピール、オレンジクリーム、ドライアプリコット。ハニーマスタードの甘酸っぱさから、芝土のアーシーなニュアンス、徐々にドライでスパイシーに変化する。
【フィニッシュ】メレンゲ、ヒースの花、松脂、アールグレイの乾燥茶葉、カカオ。ジンジャーや柚子胡椒を思わせる爽やかな辛味が心地よく続く。
【コメント】前半は蜂蜜・蜜蝋・麦芽、中央に柑橘と果実、後半に草地・樹脂・茶葉・スパイスという展開、蜜蝋と柑橘、緑の大地を思わせるアーシーな香味が交錯する、野趣に富んだクライヌリッシュ。
