The Single Cask
「一つ一つの樽」が持つ個性をお届けします。
The Single Caskは、スコットランドの各蒸留所の個性が詰まった「シングルモルト」ウイスキーを、「樽単位」でお客様にお届けすることを目的に、2010年ロンドンに創業。 多様性溢れるスコッチウイスキーは、およそ100からなる蒸留所が持つ歴史そのものです。
私たちは、ノンカラーリング(無着色)・ノンチルフィルター(冷却濾過なし)で、樽で熟成されているウイスキーをそのままボトリングしています。 私たちは、「単一の樽=シングルキャスク」の持つ豊かな味わいをボトルに詰めて、お届けします。
(一部、シングルキャスクジャパンより抜粋)
シングルカスクジャパンホームページ
https://www.thesinglecask.co.jp/
渋谷駅から徒歩3分という立地ながら、落ち着いた雰囲気の、渋谷を代表する隠れ家的なウィスキーバー。特にシングルモルトは、最新ボトルからオールドボトルまで、毎年スコットランドへ仕入れに渡英するほど。
オーナーバーテンダーである小林正英氏は、過去、多くのカリラののチョイスに携わり、カリラに関して日本で最も見識のあるバーテンダーの一人である。
Commented by Bar CAOL ILA店主 小林 正英
届いたボトルの液体を一見して思う。
シェリーカスクだねって。
見事なマホガニー(赤みかかった茶色)だなって。
でもバーボンバレルだからね!1stフィルの。
思えば少し前にアデルフィから出させて頂いたカリラは
シェリー樽でそこまでシェリー感が強く無くとも絶妙なマッチングだった。
言わば「アイラとヘレスの邂逅」だ。
今回は「アイラとケンタッキーの邂逅」と言える。
ウィスキーラバーの皆様は周知の通り、何かとシェリーカスクが人気な今日。
久々に「無骨なバーボンカスク誕生」とでも言おうかな。
香りを嗅げば否が応でもケンタッキー♪
フィニッシュは長く漂うケンタッキー♪
でもね、バーボン一辺倒では無いのよ。
口に含めば見事なマッチングを魅せるアイラピートとバーボンカスク。
カリラのピート感とバーボン由来のバニラ感と焦がした樽の香ばしさが調和して力強くも柔らかな甘さへと誘う。
最近、こんな見事なバーボンカスクのモルト出てなかったんじゃない?
昔は見た目でシェリー樽、飲んでも甘美な甘さを備えたシェリー樽って思ったら
1st fillバーボン樽でしたってモルトがそこそこあったものだけど今回のはまさにそれ。
ボクみたいな雰囲気に流される人間は美味しいシェリー樽だねって平気で言いそうだもん。
バーテンダーモードに切り替えたら大丈夫。多分ね。
度々カリラを「Bar CAOL ILA」のプライベートボトリングとして恐縮しながらも出させて頂いている。
心より感謝申し上げます。
今回も2023年に訪問して会社見学をさせて頂いたスコットランドボトラー
「The Single Cask」社長・ベン氏より貴店のボトルにどうだい?と勧めて頂いた。
素晴らしいカリラを再度心より感謝申し上げます。
