8月28日より配送開始予定です。
「ART SESSION」シリーズについて
13年以上の中期熟成に差し掛かる原酒から厳選を重ねて選び抜いた1樽であり、RUDDERが初めてボトラーズブランドとして発表したフラッグシップとなるシリーズ。 蒸溜所の歴史や背景に基づいた、その原酒と関連性のある様々なアーティスト・アート作品とセッション。それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したものがこの「ART SESSION」である。
果実は艶やかに、煙は気高く。
ART SESSION CLASSIC第20弾の原酒に選ばれたのは、 1779年創業の「アイラの女王」ボウモア蒸溜所の1樽。今なおフロアモルティングが継続され、そのピートは製麦工程の中で今も変わらず潮風の影響を受けている。第1貯蔵庫はダイレクトに海に面し、海抜0メートルに位置するのは有名な話だ。
ラベルには、レオナルド・ダ・ヴィンチが1483年に描いた「フォルトゥナの寓意(快楽と苦痛の寓意)」を採用。運命と幸運を司る女神フォルトゥナへの敬意と、RUDDER創業10年目以降の幸福な出会いへの願いを込めた。
18年という熟成が、南国果実の鮮やかさとアイラのスモークを見事に結びつけた。若さの躍動感と円熟の深みが共存する、中期熟成ボウモアの真価を物語る1本である。
Tasting comment by 北梶 剛
【香り】甘いお香、泥炭の煙、燻した牡蠣、緑茶、仄かに塩素。ピーティなアロマの奥から、パッションフルーツやグレープフルーツが溢れ出す。ややナッティなニュアンス。
【味わい】グアバ、ライチキャンディ、パパイヤを添えたフルーツサラダ、ピンクグレープフルーツジュース、砂糖漬けの果実。次第にスモーキーさが広がり、スモークサーモンや海藻を思わせるアイラらしい潮気が感じられる。
【フィニッシュ】パイナップル、柑橘皮の砂糖漬け、グレープフルーツの綿。焚き火や正山小種紅茶を思わせるスモーキーさに、山椒やナツメグのスパイスが重なり、長く心地よい余韻を残す。
【コメント】18年の熟成を経て、2000年代ボウモアらしい南国果実の甘美な果実味はより凝縮され、ピートは熟成による奥行きと複雑さを纏った。トロピカルフルーツと気品あるスモークが高い次元で調和した、中期熟成ボウモアの魅力を余すことなく体現した1本。
