2026年8月中旬入荷予定です。
Monochrome Essence シリーズ
Monochrome Essence は、Club Qingが2026年に発表した新シリーズです。
このシリーズが追求するのは、「何かを加えて形をつくること」ではなく、「削ぎ落とすことで本質を浮かび上がらせること」。
それぞれの作品は、必要最小限の線だけで描かれ、余計な装飾や情報を取り除くことで、モチーフそのものが静かに存在感を放ちます。筆致や細部をあえて制限することで、見る人は落ち着いた気持ちで作品と向き合い、自らの感覚でその本質を感じ取ることができます。そこに残るのは、対象そのものではなく、形、空間、そして抑制が美しく調和した一瞬の印象です。
ウイスキーにおける「Essence(本質)」もまた、新たに生み出されるものではなく、熟成を通して徐々に姿を現すものです。
熟成の過程では、酒液は天使の分け前(Angel's Share)として少しずつ蒸発し、同時に樽材との対話を重ねながら変化していきます。失われるものは決して無駄ではなく、そのすべてが熟成という過程の一部です。
時を重ねるにつれ、ウイスキーは複雑になるというよりも、本来持つ個性をより鮮明に映し出していきます。
Monochrome Essence は、この熟成の哲学を表現したシリーズです。時間、樽、そして忍耐が不要な要素を少しずつ削ぎ落とし、最後に残るものこそが、ウイスキーの本質なのです。

http://www.clubqing.com/
テイスティングコメント
クラシックでありながらミニマル。Aultmore本来の魅力を、ありのままに表現した一本です。
リフィル・バーボンホグスヘッドで全期間熟成。樽は主張することなく中立的な器として機能し、過度な樽由来の風味を与えることなく、原酒本来の個性をゆっくりと育んでいます。
香りと味わいには、スイートコーン、柑橘、麦芽糖、バニラ、澄んだチキンブロス、そして樟脳を思わせる清涼感が調和し、Aultmoreならではの端正で透明感のある酒質を描き出します。余計な装飾を排したその味わいは、このシリーズが掲げる「Essence(本質)」というテーマを見事に体現しています。
