「REQUIEM」とは
死者の安息を神に願うミサ、またミサで用いる聖歌の意味。
このシリーズはラムの背景にある壮絶且つ過酷な歴史と悲しいストーリーへ送るための「REQUIEM」。
「SEEK THE ULTIMATE」のテーマを礎に、ヘヴィー、エステリー、トロピカルエイジング、残酷なまでに妥協を許さず厳選した究極のシングルカスク・ラムがこの「REQUIEM」だ。
第4章、ANECDOTE(逸話)に続く第5章は、1670年創業、1741年からラムをつくり、ジャマイカで稼働するどの蒸溜所よりも古い歴史を持つワーシーパーク蒸溜所からの1樽。ラベル上での蒸溜所名は非公開ながら、WPMと呼ばれるエステル値120~239の原酒であることが予測される。ハイエステルならではの力強いフレイバーの奥から感じられる複雑さと繊細さ、そして、フルーティな香味。ダンダーを使用せずエステル値を高めるワーシーパークならではの甘美で複雑な香味が非常に分かりやすく表現されている。他の蒸溜所とは異なる“美しさ”を兼ね備えた1本。