8月28日以降配送開始予定です。
The Pliniusが新たに展開する「掛け軸シリーズ」は、日本の美意識と、そのウイスキーが生まれた土地の物語を一本のボトルに宿すシリーズです。我々The Pliniusは、単にウイスキーを味わうだけでなく、その酒が生まれた土地や文化に思いを馳せる「体験」を届けたいと考えました。
日本では古くから、掛け軸を床の間に掛け、季節や訪れる客人に合わせて空間を整え、もてなす文化が育まれてきました。The Pliniusでは、その掛け軸の思想をウイスキーラベルへと取り入れます。そのウイスキーが生まれた土地の自然、文化、歴史、そして造り手の想いを一幅の掛け軸のように表現することを目指しています。
記念すべきシリーズ第一作に選んだのは、鹿児島・御岳(桜島の北岳)です。
古くから掛け軸には、繁栄や吉兆への願いを託す文化があります。御岳から天高く立ち上る噴煙は、縁起物として親しまれる「昇り龍」を思わせ、運気上昇や飛躍を象徴します。絶えず大地のエネルギーを湛える活火山の姿に、尽きることのない情熱と繁栄への願いを重ねました。
これから続く掛け軸シリーズが、ウイスキーとともに末永く愛されることを願い、飛躍を象徴する御岳をその第一作に選びました。
マスター・オブ・ウイスキー 静谷和典(しずたにえん)によるテイスティングコメント
アロマ:グラスから甘やかで豊かな香りが心地よく立ち上る。焼きリンゴや花梨蜂蜜、干し柿を思わせる凝縮された濃密な甘さと、マドレーヌやカステラのような優しく香ばしい焼き菓子のニュアンスが調和する。その奥からじわりと広がるのは、丁寧に乾燥させた香ばしい麦芽(モルティー)の、芯のある香り。次第に枝付きレーズンの芳醇なフルーティーさが重なり、奥底に潜む微かなトーストの香ばしさと、見事な一体感を見せる。
味わい:口当たりは非常に甘やか。ピートとは一線を画す、心地よく繊細なスモーク香が、厚みのある香ばしい麦芽のモルティーさと絶妙に溶け合い、味わいに素晴らしい骨格を与えている。
りんごジャムを塗った焼きたてのトーストのような芳醇さと、ビターオレンジにチョコレートを添えたような上品な甘苦さ。フィニッシュにかけて、濃いめに入れたアールグレイの心地よい渋みと華やかな余韻が、優雅に続く。
総合評価:ファーストフィルのオロロソシェリーバットらしい贅沢で濃厚な果実味を、御岳蒸留所が持つ原酒本来の「香ばしい麦芽のモルティーさ」がしっかりと底支えしている、圧巻の仕上がり。
特筆すべきは、重厚なモルト感と甘さの裏に隠された絶妙なスモーク感、そしてアールグレイやビターオレンジがもたらす複雑なビターネスのバランス。気品と圧倒的なポテンシャルを感じさせるドラム。
(商品資料より)
