ベルギーのボトラー「ネクター」の15周年記念ボトリング。
エージェンシーやLMDWと並び、ヨーロピアンボトラーとして人気を集めるネクターが節目に選んだ原酒は、いつもとは1段違ったセレクションが期待できるのはいうまでもないだろう。
このシリーズのラストリリースは選りすぐりの長熟原酒が揃ったさすがのラインナップ。
今回最長熟となるシングルグレーン。
1972ヴィンテージの1樽は約半世紀もの熟成を経て、同社の秘蔵の1樽として満を持して世に放たれた。
スリーリバーズもお薦めの1本。
中身は蒸留所名完全非公開となるが、唯一のヒントで1980年に閉鎖となり今や生産されていない。
節目のラストボトルに相応しい正に幻の存在だ。
ネクター社
ネクター社は2006年10月に設立されました。オーナーはベルギーのブロークマンズ家とその関連投資家団体で、モルトウイスキーにとどまらず、様々なスピリッツのブランドを扱う会社としてスタート。
彼らはこのネクター社を立ち上げる以前から、ベルギー国内に2つの酒販店やスーパーマーケットを保有しており、そのビジネスで培ってきたコネクションが、このネクターにつながりました。
設立から僅か数年で、多くのブランドを保有するに至りました。たとえば、ベンネヴィス蒸留所、アラン蒸留所、サマローリ、ADラトレー、ブラッカダー、ケイデンヘッド、ダンカンテイラーなど。合計で1200以上のアイテムを取扱い、ベルギー国内を中心に約150店舗と取引があるそうです。
(インポーター資料より)