リフィルが極める、王道の中期熟成。
歴史あるボトラーズブランドとしても知られるダグラス・レイン社から、RUDDER LTD.が運営するTHE ULTIMATE SPIRITS向けの第1弾として厳選された1樽は、スぺイサイドはダフタウンに1823年創業、ジョニーウォーカーをはじめとするブレンデッドウイスキーのキーモルトとして使われている原酒でもあり、「ダフタウンの野獣」とも呼ばれるほど圧倒的な力強い重厚さが魅力のモートラック蒸溜所。独自製法のいわゆる「2.82回蒸留」という蒸溜方法も愛好家の間では有名な話だ。
今回の1樽は、ハウススタイルをピュアに育て上げた、まさにリフィル樽熟成が極めた王道の中期熟成モートラック。メロンをはじめとした果実の香味もとても好印象な1本。
Tasting comment by 北梶 剛
【香り】甘いオーク、ウイキョウ、古本のインク、エルダーフラワー、革張りの家具、全粒粉ビスケット、チョーク、後から大麦糖や砂糖漬けの果物のような甘い香りが漂う。
【味わい】ハチミツ、フルーツポンチ、熟したリンゴ、ステーキの上のパイナップル、缶詰の黄桃やアプリコットのシロップ、フルーツキャンディー、樹脂、松の実、凝縮感のある香味、フルボディ。
【フィニッシュ】青肉メロン、レモンケーキ、パプリカ、炭で炙った万願寺唐辛子、干し草、バジル、徐々にスパイシーに変化し、西洋わさびやホワイトペッパーのスパイスが長く続く。
【コメント】モートラックのハウススタイルとも言える凝縮感のある香味が上品且つ多層的に繰り広げられ、中期熟成モートラックに多いメロンの香味も楽しめる。熟成の本質、リフィル樽熟成が極めた王道の中期熟成スぺイサイド。
