香味の多様性、新しいローランド。
スコッチウィスキー生誕の地と呼ばれるリンドーズ修道院に創業したリンドーズアビー蒸溜所。2017年より創業、現代のウィスキーづくりに多大なる影響を与えた伝説的なウィスキーコンサルトタントである故ジム・スワン博士がスティルの形状から樽の構成等、基礎を築き上げたことでも有名な蒸溜所だ。今回は、THE ULTIMATE SPIRITSが厳選するリンドーズ・ シングルカスクの第2弾。創業3年目の2019年蒸溜、ラムカスクで熟成されたアード〇ッグの空き樽で熟成が施されたとても興味深い1樽が厳選された。リンドーズの優しくフルーティなハウススタイルを残しつつ、ラムとピートの影響で、よりエステリーな香味が加わり、ピート由来のスモーク系フレイバーが展開をより豊かにしてくれる。リンドーズのファンをはじめ、ローランド、アイラ、ラム、どれかに興味がある飲み手には必ず受け入れられる1本。