モダンクラフトとオールドボトルのハイブリッド
ウィスキーに関してとても見識が深いトンプソン兄弟、その知識が生み出した1960年代頃までのクラシカルな手法と革新的な手法の相乗効果で、驚くべき多様性のあるフレイバーが生まれている。
彼らが通常取り組む最低7日間以上の⾧時間発酵、そして、その発酵に使用する酵母は地元のブルワリーから使用済みの酵母を確保する。これは1800年代~1960年代頃までに行われていた手法だと言われている。
その事から、1960年代蒸溜に感じられる豊かで多様性のあるフレイバー、トロピカルフルーツのニュアンスもフィニッシュにしっかりと感じられる。
”ショートリフィル”という手法は、1stフィルのサイズが小さいカスクをKOVALから購入、一度それを6か月間、IBに預けシーズニングさせた樽を使用した手法。ドーノッホのスピリッツの良さがより活かされる。