グレンゴイン蒸留所はグラスゴー近郊のちょうどハイランド地方とローランド地方の境界線上にあります。創業は1833年でジョージ・コネル氏によって蒸留所が建設されました。その後、1876年にグラスゴーを本拠とするラングブラザーズ社に買収され、1960年代には大手のエドリントングループの傘下に入りました。そして2003年、イアンマクラウド社が蒸留所を買収し、大手メーカーに属さない独立系の蒸留所として現在に至っています。イアンマクラウド社が経営権を取得してからも、その創業当初からのウイスキーのスタイルは何も変わること無く、現在のスタッフに受け継がれています。
この新しい24年熟成は、今までのシェリー樽熟成がメインではなく、同蒸留所初の100%バーボン樽 + バージンオークでの熟成で、その名も「ホワイトオーク」です。テイスティングしましたが、色は綺麗なゴールデンカラー、香りは素晴らしくエレガントなバニラ、ハニー&アップル、ラフランス、ボディはインパクトから陶酔感、フィニッシュは優しいスパイスが綺麗に続きます。この陶酔感はやはり長期熟成からなのか!香りから心を持っていかれ、ボディはバーボンカスクのバニラ感は優しくなり、完熟したアップル、ラフランスなどの甘くフルーティなテイストがシルキーに拡がります。ストレートもしくは少しの加水でゆっくり嗜みたい逸品!
テイスティングノート
香りはリッチでバニラ、焼いたオーク、レモンクリーム、ハチミツ、プラムジャム、乾燥ココナッツ、粉砂糖を振ったスパイス入りアップル菓子、ライムの皮。味は、優しくてバランス良く、興味がそそるほど深くて爽やかなレモン&ライムクリームパイ、ハニカム(蜂の巣)、穏やかなトロピカルフルーツ、柔らかいオークが口の中を温め、微かにスターアニス、チョコレート&バニラ。フィニッシュは熟成感、トフィーアップル、デリケートなシトラス、オークが長く続く。
(インポーター資料より)