グレンドロナックは1826年、アバディーンシャーのハントリーのそばにあるフォーグ近くにジェームズ・アラダイス氏が率いる地元農家の共同経営者によって設立された歴史ある蒸溜所の1つ。1996年から2002年の休止期間中はペルノ・リカール社の手に渡り、2008年にベンリアック・ディスティリング社に売却された。その時代のビリー・・ウォーカーの手腕により、シェリー樽熟成のエキスパートとしても知られるようになり、人気蒸留所の仲間入りを果たした。
この33年熟成品、2004年に登場し、1971年に蒸留された原酒で、貴重な1stフィルのオロロソシェリー樽のみで熟成されていた。当時は最も古い原酒の長期熟成原酒であり、それまでリリースされた中でも最高峰のグレンドロナックと高く評価されたことを覚えている。
ビリー・ウォーカーがシェリー樽熟成原酒に目を付けたのも、このボトルがあったからかもしれないと思える程、ある種ターニングポイントとなったボトルではないだろうか。
San Francisco Spirits Competitionで金賞受賞、1970年代蒸溜のグレンドロナックのランシオ香を忘れられない愛好家にとっては見逃すことのできない一本ではないだろうか。
【オールドボトルをご購入をされる前に】
年数を経てきたオールドボトルは栓を抜いて飲んでみなければ、味わい、飲み頃、ピーク、ダメージ等を確かめることが出来ません。
また複数本入荷の際はランダムに発送しておりますので、ボトルやロットなどのシリアルナンバー、流通国・パッケージ、若干の液面の違いがある場合がございます。
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またこのような理由による交換・返品は承りかねますので合わせてご了承下さい。
【抜栓時の注意点】
コルクの特性上、年数の経過によりコルク栓が劣化している場合があり、折れやすくなっておりますので、抜栓時には十分に御注意ください。
抜栓前にボトルを寝かせてコルクを液面に浸したり、栓を抜く際に圧力を真上にかけることで折れる可能性が多少軽減されるといわれております。
上記のような事象での返品は一切受けかねますので、ご了承ください。
【その他化粧箱や商品個別の状態について】
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