『ヴァリンチ＆マレット』は、2015年9月に二人のイタリア人（ダヴィデ・ローマンとファビオ・アーモリ）によって設立されました。二人の経歴はそれぞれ異なり、ダヴィデは投資ファンドの元トレーダーで、ビール（自家製の研究）や、特にスピリッツやウイスキーに多大な熱意を抱いていました。ファビオは酒類業界で25年間のキャリアをもち、最初にワイン、その後ウイスキー業界に従事し、有名なリチャード・パターソンのクラスに参加したこともあります。
『ヴァリンチ＆マレット』の発想は、イタリア人のデザイン感覚、審美眼、職人魂に対する敬愛と、ウイスキーヘの情熱を結集することでした。彼らがウイスキー選びをする基準は、極めてシンプルです。“彼ら自身が飲みたいもの”、“蒸留所の特徴を具現しているもの”、“熟成のピークでボトリングすること”です。現在ではフランスをはじめ世界各国に輸出しています。
Diego Zangirolami／ディエゴ・ザンギローラミ
1984年トリノ生まれ。画家、建築家。芸術高校を経て、トリノ工科大学建築学科を卒業。
彼の芸術的研究は、ヨーロッパの伝統と強く結びついており、人物、風景、建築、歴史、文学、詩、神話が互いに語り合うオリジナルの細密画が特徴で、高いデッサン力を持ち、洗練された絵画的技法を持っています。
貴重な細密画は、互いにリンクした小さな世界を内包し、そこでは実在の人物や作り物の人物が非日常的な文脈の中で生きています。一見すると時代錯誤のように見えるこの画家の創作意欲は、構図や内容の選択において、全く個人的な方法で展開される異なる時間性を含んでいます。
当初から彼の作品には、その時々の流行をはるかに超えた「quid pluris」、つまりギャラリーの道を切り開く勇気が見て取れます。
チリで数年過ごした後、トリノとベルリンを行き来しながら制作しています。
テイスティングノート
香りはクリーミーな飴。少しの間グラスの中に入れておくと、ココナッツなどのフォースクエアによく見られる要素が現れます。味わいはダークチョコレート、同時に煎ったナッツの強烈なアロマと適度なオーキーさ。余韻は柔らかいです。(インポーター資料より)
