キャパドニックは1898年創業、もとはグレングラントの第2工場であったため、当初は単にグレングラントNo.2と呼ばれていたが、創業直後にウィスキー不況に遭遇し、3年目には早くも創業停止に追い込まれる。半世紀後の1965年に漸く操業を再開し、この際にキャパドニックと改められた。2000年にペルノ・リカール社が買収したが2003年に閉鎖、2011年には建物も取り壊されてしまった失われた蒸溜所である。
2018年になり『シークレット スペイサイド』コレクションと称し、21年・25年・30年のノンピーティッド・ウイスキーと、18年・21年・25年のピーティッド・ウイスキーの全6アイテムが発表されたが、それまでは40年以上も前に流通していたこの5年熟成が唯一のオフィシャルボトリングとして知られており、キャパドニックのファンにとっては特別な存在のボトルなのだ。
1972年蒸留の長期熟成が素晴らしく、愛好家の間では注目されることとなったがこのボトルは同時代のショートエイジのグレングラントに通じる濃厚な麦芽の甘い香味が印象的な通好みの1本である。
【オールドボトルをご購入をされる前に】
年数を経てきたオールドボトルは栓を抜いて飲んでみなければ、味わい、飲み頃、ピーク、ダメージ等を確かめることが出来ません。
また複数本入荷の際はランダムに発送しておりますので、ボトルやロットなどのシリアルナンバー、流通国・パッケージ、若干の液面の違いがある場合がございます。
イメージと合致しない場合があることをご了承の上、お買い求めください。
またこのような理由による交換・返品は承りかねますので合わせてご了承下さい。
【抜栓時の注意点】
コルクの特性上、年数の経過によりコルク栓が劣化している場合があり、折れやすくなっておりますので、抜栓時には十分に御注意ください。
抜栓前にボトルを寝かせてコルクを液面に浸したり、栓を抜く際に圧力を真上にかけることで折れる可能性が多少軽減されるといわれております。
上記のような事象での返品は一切受けかねますので、ご了承ください。
【その他化粧箱や商品個別の状態について】
商品の状態や化粧箱の有無はボトルごとに異なります。
詳細につきましてはメール(order@rudd.jp)にてお問い合わせ下さいませ。
ボトルのご指定は承りかねますのでご容赦下さい。