「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
ART SESSION CONTEMPORARY第6弾の原酒に選ば れたのは、1815年創業、世界で最もピーティーでス モーキーな風味と、型にはまらない大胆な個性で世界に 名を馳せ、蒸溜所名を表記できない際には“キルダルトン” としてリリースされる、アイラ島の南部の蒸溜所。ボトラ ーズブランドからのリリースも非常に限られた原酒だ。
ラベルには、宮林妃奈子氏のペインティングを採用。
宮林氏は 自らの作品の作成企図を「物事のまとう時間や気配を多面的に捉 え、その視座によって鑑賞者の意識を揺さぶる」ことにあると述 べている。
実際に彼女の作品を前にすると、なにかしらの気配、 経過された時間、そして匂いなども情景として浮かんでくるよう であり、この多層なレイヤーは宮林氏の作品から多く感じられ るものだ。
今回リリースするシークレットアイラ 14年も中期熟 成とは思えない柔らかく甘いピートと多彩なフレイバーを存分に 楽しむことのできる素晴らしい1樽である。宮林氏のラベルを見な がら、このシークレットアイラの多層なレイヤーを感じとっ てほしい。