1897年創業のタムデュー蒸留所。この蒸留所の魅力の1つは、伝統的なフロアモルティングとドラム式モルティングの中間的製法とも言われるサラディン式のモルティングを近年まで行っており、エドリントングループが2011年に現在のイアンマクロード社に売却を行うまでの間、グレンロセスやマッカラン等にもタムデューの麦芽が一部配給されていたというストーリーであろう。
このボトルは1980年代後期から1990年にボトリングされていた10年熟成であることから、1970年代末から1980年までに蒸溜された原酒で構成されていることが予測できる。
同じ時代のマッカランは値上がり著しく飲む機会が減ってしまったが、同じ麦芽から仕込まれたこのボトルで当時のマッカランの味を想像するのも面白いだろう。
古いシェリー樽の熟成感も感じられるコストパフォーマンスの高いオールドスタンダードだ。
【オールドボトルをご購入をされる前に】
年数を経てきたオールドボトルは栓を抜いて飲んでみなければ、味わい、飲み頃、ピーク、ダメージ等を確かめることが出来ません。
また複数本入荷の際はランダムに発送しておりますので、ボトルやロットなどのシリアルナンバー、流通国・パッケージ、若干の液面の違いがある場合がございます。
イメージと合致しない場合があることをご了承の上、お買い求めください。
またこのような理由による交換・返品は承りかねますので合わせてご了承下さい。
【抜栓時の注意点】
コルクの特性上、年数の経過によりコルク栓が劣化している場合があり、折れやすくなっておりますので、抜栓時には十分に御注意ください。
抜栓前にボトルを寝かせてコルクを液面に浸したり、栓を抜く際に圧力を真上にかけることで折れる可能性が多少軽減されるといわれております。
上記のような事象での返品は一切受けかねますので、ご了承ください。
【その他化粧箱や商品個別の状態について】
商品の状態や化粧箱の有無はボトルごとに異なります。
詳細につきましてはメール(order@rudd.jp)にてお問い合わせ下さいませ。
ボトルのご指定は承りかねますのでご容赦下さい。