「REQUIEM」とは
死者の安息を神に願うミサ、またミサで用いる聖歌の意味。
このシリーズはラムの背景にある壮絶且つ過酷な歴史と悲しいストーリーへ送るための「REQUIEM」。
「SEEK THE ULTIMATE」のテーマを礎に、ヘヴィー、エステリー、トロピカルエイジング、残酷なまでに妥協を許さず厳選した究極のシングルカスク・ラムがこの「REQUIEM」だ。
CHAPTER3(第3章)となるリリースは、再びイギリス系ラムの中でも最もハイエステルなラムを生産する産地であるジャマイカより、ハンプデンエステートの本拠地でもあるトレローニー教区で、1753年からラムを つくりつづけてきたジャマイカの老舗蒸留所ロングポンドの15年熟成原酒。CHAPTER1と同じ蒸溜所だが一味違った個性が楽しめる。ジャマイカの多くの蒸留所が野生酵母を用い最低2週間以上の発酵期間を経て強酸性のウォッシュがつくりあげられる。そのウォッシュから蒸 留された原酒は、エステル濃度が高くなるに連れ、バナナ、洋梨、パイナップルというウィスキー愛好家には親しみ深い香味を生み出している。 欧州のボトラーズブランドや愛好家が最も注目するスタイルのラムだ。