メンバー全員が滋賀県出身の幼馴染であり、無名時代から同じ夢を追い続け、現在も自分たちが信じ る頂点を極め続けるロックバンド UVERworld。この「Pygmalion」はそのメンバー各位と長濱蒸溜 所という、ともに滋賀県をルーツとする2者が運命的な出会いを果たして生まれたウイスキーです。
両者の邂逅は 2022 年。メンバー各位が長濱蒸溜所を訪れ、互いの挑戦し続ける姿勢に共鳴した両者 は、UVERworld の楽曲「ピグマリオン」が持つ世界観を表現した世界にただ一つのウイスキーを製 作することで合意し、商品名にはそのタイトルを冠しました。熟成場所に選んだのは、長浜市内にあ るすでに廃校となった小学校。実際に数年前まで使われていたそのままの姿で、いまもウイスキーの 熟成を行っています。
味わいの方向性が定まって以来、メンバー各位と弊社ブレンダーはその多忙な活動の合間を縫いなが ら、時には各自で時には集合し、長濱蒸溜所をはじめ東京の会議室やライブ会場など、至る所でテイ スティングを重ねました。そうして生まれた 8,000 本限定の特別なウイスキーを、UVERworld の結 成日である6月6日にリリース致します。
この「Pygmalion」は、皆で試行錯誤してブレンドしたウイスキーを、校長室に置かれた赤ワイン樽 で後熟。その樽に直接「ピグマリオン」を聴かせて熟成することで、楽曲の持つ深みのある世界観を そのままウイスキーに封じ込めました。「他者からの期待を受ける事でその期待に応じた成果を出すこ とができる」という Pygmalion(ピグマリオン)と呼ばれる心理効果のように、ブレンドしたウイス キーをそのままボトリングするのではなく、そこから更なる味わいを期待してあえて樽で後熟を施す ことで、華やかさと芳醇な深みをもった特別なウイスキーに仕上がりました。美しいウイスキーの液 色に映えるブラックとゴールドを基調としたラベルやカートンには、両者の融合の証となる滋賀県の 県木「もみじ」がデザインされています。
今回の「Pygmalion」の完成にあたり、UVERworld のメンバーTAKUYA∞氏と、私たちのチーフ ブレンダー屋久佑輔はそれぞれ次のようなコメントを寄せています。
▼UVERworld TAKUYA∞氏
『僕たちの地元 滋賀県で音楽と共に熟成されるウイスキーが作れるという話を伺い、実際に樽の蒸溜 所へ足を運び、即決で UVERworld の楽曲「ピグマリオン」のウイスキーを作りたいと思いました。 「ピグマリオン」という楽曲は僕たちにとってとても大切な 1 曲で。優しさという愛情で目の前にい る大切な人の心を包み込む強さを持っている楽曲です。その楽曲を聴きながら熟成されていくウイス キーもまた、人々の心を優しく強く包み込むような味・薫りに顕れていくのではないかとすぐにイメ ージができました。触れられそうで触れられない心にこの「Pygmalion」(ウイスキー)が楽曲と共に 触れられたらと思っています。』
▼長濱蒸溜所 チーフブレンダー 屋久佑輔 『メンバーの皆様ともブレンドを一緒に決めることが出来、非常に光栄でした。ウイスキーのブレン ドとは様々な原酒を使用しそれぞれの個性を響かせる役割を持ち、例えるならバンドアンサンブルと 少し似ているところがあるかもしれません。私はその場に居合わせて感じたことは、メンバー様が「楽 曲』を制作している姿とリンクしたのを覚えております。ピグマリオンの世界観を浸透させるため音 楽熟成を実施。更に深みを纏ったウイスキー「Pygmalion」が完成致しました。特別な夜に飲むウイ スキーではなく、いつもの夜が特別になる。楽曲のように寄り添ってくれるウイスキーを是非ともご 賞味ください。』
(製造元コメントより)