【Lady of Speyside スペイサイドの貴婦人。】
ヨーロッパの愛好家からも高い評価を受け、2020年に日本初上陸となったイタリアのインディペンデント・ボトラーのHIDDEN SPIRITSから待望の日本市場向けシングルカスクが到着。
第5弾は、1971年John Haig&Co.Ltdによってグレンロッシーの姉妹蒸溜所として創業、スペイサイドの貴婦人とも称される蒸溜所のマノックモア。
同蒸溜所にとっては記念すべき50周年を迎えた2021年に日本市場向けに厳選された1樽である。
溌剌としたフレッシュフルーツを彷彿させる酸味、麦芽由来の豊かな甘い香味、切れ味鋭いスパイシーなフィニッシュ。酸味、甘味、辛味の優れたバランスと展開力が魅力のマノックモア。
HIDDEN SPIRITS
HIDDEN SPIRITS社は、アンドレア・フェラーリ氏によって2013年にイタリアで設立されたインディペンデント・ボトラーズブランド。
「最上級の樽を選び出し、驚くべき忘れられないボトルをリリースする」を同社のミッションに掲げ、情熱的で慎重なカスクセレクションによる高品質なボトリングで、新興ボトラーながらもドイツやフランスを中心に熱い注目を集めている。
テイスティングコメント
【香り】バニラ、甘いオーク、レモンやライム、グリーンアップル、ドライホップ、新品の牛革製品、奥から仄かに新木系のスパイスが立ち上がる。
【味わい】辛口の白ワイン、レモンチェッロ、レモンパイ、パネトーネ、マドレーヌ、緑茶、甘いパプリカとエンドウ豆のさや。
【フィニッシュ】オールスパイス、ホワイトペッパー、ジンジャー、エールビール、柑橘皮のビター感が長く続く。
【コメント】溌剌としたフレッシュフルーツを彷彿させる酸味、麦芽由来の豊かな甘い香味、切れ味鋭いスパイシーなフィニッシュ。酸味、甘味、辛味の優れたバランスと展開力が魅力のマノックモア。
Tasting comment by 北梶剛