「The Gambler」
“Whisky is a Big Gamble,Life is the Ultimate Gamble.”をテーマに、香港のウィスキーバーCLUBQINGの代表で、世界的に知られる愛好家Aaron ChanとRUDDER代表の北梶が共に時間をかけて厳選してゆく新シリーズ。
日本と香港を繋ぐ、厳選の1樽。
“Whisky is a Big Gamble, Life is the Ultimate Gamble.”
ウィスキーは一種の大きなギャンブル、そして、人生は究極のギャンブル。
第1弾の秩父、第2弾のインペリアル、第3弾のダフタウンに続く、第4弾に選ばれた原酒は、1909年から100年以上に渡り酒造りに取り組んできた本坊酒造が、1985年に開設したマルス駒ヶ岳蒸溜所(旧名:マルス信州蒸溜所)の原酒のシングルカスク。
双方が複数のカスクサンプルからブラインドテイスティングを行い、厳選された今回の1樽は、2020年に蒸溜された20ppmのミディアムピートで、カスクエントリーから1st fill オロロソシェリーホグスヘッドで熟成された1本。
厚みのあるテクスチャーの複雑なウィスキー、ハーブの要素が魅力的だ。
CLUB QING
香港の繁華街Lan Kwai Fongで2003年にレストランとして創業、2015年に香港で最も初期のウィスキーBARへと業態変更。1950年代や1960年代蒸留の貴重なオールドボトルや厳選されたプライベートボトリングを取扱い、香港のウィスキー文化発展の一翼を担っている。香港で最も人気のウィスキーイベントとも言えるWhisky Now!の主催者でもあり、2023年にはスコットランドにカイブ蒸溜所の建設開始を発表した。
テイスティングコメント
香り:力強いトップノート、リコリス、瓶詰めコーラ、ドライデーツ、ドライイチジク、タンジェリン、白い花、クミン、ミルクチョコレート、力強いオークのウッディネス、ミルクパウダー。
味わい:心地良い強さ、ハーブ入り紅茶、咳止めシロップ、チェリーのピクルス、オレンジティー、甘いスパイス、冷たい灰。
フィニッシュ:非常に長い、黒砂糖と多くのハーブ、最後はかなりドライ。
コメント:熟成からは想像がつかない、厚みのあるテクスチャーの複雑なウィスキーで、ハーブの要素が魅力的。
Tasting comment by Aaron Chan