この度、モルトヤマからリリースさせていただくプライベートボトルは、兵庫県西宮市にございます「焼鳥 こにし」様とのコラボレーションボトル、キングスバリーのマクダフです。「焼鳥 こにし」様は、焼鳥店でありながら、モルトバーさながらのバックバーが備わるという、焼鳥とモルトウイスキーが同時に楽しめる大変珍しいお店です。店主の小西氏には、モルトヤマの初期から大変お世話になっております。「焼鳥 こにし」様の5周年記念にもマクダフをリリースさせていただきましたが、今回は10周年記念ボトルとして、改めてマクダフをリリースさせていただきます。マクダフは、東ハイランドとスペイサイドの中間地点に位置する蒸留所で、日本では東ハイランドに分類されることが多いですが、スペイサイドに分類されることもあります。非常に素直で優しい味わいが特徴のマクダフは、決して派手なタイプではありません。しかしながら、モルトヤマ初のプライベートボトルとしてリリースしたマクダフをきっかけに、マクダフを好きになったり、興味を持たれた方も少なくないのではないでしょうか。今回のボトルは、15年の熟成年数ながらもしっかりと熟成されており、この価格帯としては十分な華やかさを持つ一本に仕上がっています。
香り:穏やかな麦本来の甘さ、蜂蜜、ミント、グレープフルーツ、マスカット、アニス、少しのヨーグルト、上質なオランジェット、シュトーレン、パッションフルーツ、若すぎないパイナップル、少し熟した赤肉メロン。
味わい: 迫り来る高級フルーツ爆弾、甘みの上品なオランジェット、森林や香木に包まれて嗜むクリーミーなフルーツティー。
(焼き鳥こにし 店主 小西 哲司氏のテイスティングノート)