(商品資料より)
2019年に安積蒸溜所で蒸溜したノンピートモルト原酒を、ナパバレーのカベルネソーヴィニヨン樽で追熟。
秀逸なワイン樽と安積シングルモルトの醸し出す豊かな風味をお楽しみ頂けます。
安積蒸留所
安積蒸溜所の歴史は、1946年にウィスキー免許を取得した山桜酒造にはじまる。笹の川酒造としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年にさかのぼる。
戦後の混乱を経て、高度成長期の1980年代、「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウィスキーは北の雄として人気を得た。
しかし、世は移り嗜好の変化とともにウィスキー不遇の時代が訪れ、ウィスキーを詰めた熟成樽は倉の奥で眠る事となる。
2003年には、東の東亜も暖簾をおろすこととなり、紆余曲折の末、羽生蒸留所の原酒も笹の川酒造が預かることとなる。この原酒こそイチローズモルトであり、世界に発信されるジャパニーズウィスキーの文化の一旦を担ったとも言えよう。
そして、2016年冬、現在の安積蒸溜所が始動することとなる。