「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
【濃厚なシェリーのアロマが誘惑する】
原酒に選ばれたのは1878年の創業以来、約140年余の歴史をもつグレンロセス蒸留所のシングルカスク。
ブレンドにおいて味の重要な要素である「トップドレッシング」としての評価が高く、主にはブレンデッドウィスキー用の原酒を生産してきました。
古くからウイスキーの歴史を支えてきた存在でありながらも、シングルモルトにお目に掛る機会の少ない蒸留所でもあります。
採用された1997ヴィンテージはシェリーカスク熟成の恩恵をしっかりと受け、約20年のタイミングでのボトリング。
ウイスキー業界のプロフェッショナル達が信頼を寄せるグレンロセスの真髄が楽しめる1本です。
「No Music No Life」を20年撮影し続ける
写真家・平間至氏とのコラボレーション。
平間氏に試飲してもらい、そこからイメージする写真をこのラベルのためだけに撮り下ろして頂きました。
This is a collaboration with renowned photographer Mr.Itaru Hirama.
He has been taking photos of "No Music No Life" for 20 years.
写真家 平間 至 Itaru Hirama
1963年、宮城県塩竈市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家イジマカオル氏に師事。躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける。近年では舞踊家の田中泯氏の「-場踊り-」シリーズをライフワークとし、世界との一体感を感じさせるような作品制作を追求している。2006年よりゼラチンシルバーセッッションに参加、2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。多彩なワークショップを企画する等、フィルム写真の普及活動を行っている。 2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK」主催。
Hirama 写真館 TOKYO
http//hirama-shashinkan.jp/
テイスティングコメント
香り:PXシェリーを彷彿させる濃厚な甘み、デメララシュガー、炭焼きコーヒー、インク、全粒粉ビスケット、タバコ。
味わい:口に含むと、レーズン、アメリカンチェリーやアセロラ等の 赤い果実からショートブレッド、麦芽系乳飲料、アーモンドチョコレート、プラリネ。
フィニッシュ:フィニッシュはザクロ、ドラゴンフルーツ、バナナの渋皮、ピーナッツバター。奥からサンザシ、カモミールのスパイスが心地良く長く続く。
コメント:濃厚な赤い果実のフレイバーとシェリー樽の絶妙な相性が、グレンロセスの新たな横顔を教えてくれます。
Tasting comment by 北梶剛